学ぶべき言語は?

よく始めて学ぶプログラム言語はCがよいとか言われる。そうかもしれない。

けど、僕のように、なかなかスタートが切れず、優柔不断で、飽きやすく、理解が遅く、理論的に考えることや難しいことが苦手な人は、その時のきっかけと衝動を大事にしたほうがよいと思うんだ。

本当はWEBページを作りたいと思ったのに、自分の思いついたゲームを作りたい、iPhoneアプリでこんなツールを作りたいといった欲求が湧いてきたのに、C言語から始める必要はないと思う。C言語のテキストを数ページ、もしくはポインタに到達したあたりで熱が冷めてしまう。理解が早くて、根気がある人ならC言語マスターできるかもしれない。でもC言語じゃいつまでたってもコマンドラインでWindowsアプリのようなグラフィカルなツールを作れないって知って愕然とする。

WebならHTML+CSS+javascript、ゲームならC++とDirectX、iPhoneならobjective-cといったように、ググればすぐにやりたい事を実現できる言語が見つかる。

どうせなら将来性のある言語をやりたい？そんなことは誰にも予想できない。案件が一番多いJAVAか.NETをやるべき？グローバル化の波が押し寄せていてインドや中国ではJAVAと.NETが大部分を占めているから、彼らとかぶってはいけない？迷っている暇があれば、やりたい言語をやればいい。

一つの言語を極めてから次の言語を学ぶべき？だから最初の言語はすごい大事？そりゃあ、色んな言語をつまみ食いして浅いよりは、一つの言語を深くやるべきだと思う。でもその言語に執着していてはいけない。
「この要件を満たすにはこの言語が最適では？」と言われて「自分はVB+ACCESSマスターなのでどうしてもVBでやらせてください」より「自分はVBしかできませんが、確かにRuby on Railsのほうが最適なので必死で覚えてきます！」のほうがかっこよくないですか。

最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。　心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、もうとうの昔に知っているものだ。　だからそれ以外のことは全て二の次でいい。スティーブ ジョブズ

何でもいいんだ。